技能実習で知っておくべきポイント
技能実習生の待遇
- 日本人と同等額以上の報酬
技能実習生の報酬額は日本人が従事する場合の報酬額と同等以上でなければならない。
- 適切な宿泊施設の確保
実習実施者又は監理団体は技能実習生のために適切な宿泊施設を確保している必要ある。(寝室は1人4.5㎡以上)
- 監理費の負担
監理団体から徴収される監理費を直接又は間接に実習生に負担させてはならない。
- 技能実習生に対する報酬の支払い
本人が指定する預金あるいは貯金口座に振り込むかまたは支払額が確認できる方法で支払うこと
- 費用負担の適正額
食費、居住費等技能実習生が定期的に負担する費用について、食事、宿泊施設等を十分に技能実習生に理解させた上で合意し、その費用が実費等適正である必要がある。
- 帰国旅費
帰国旅費については企業単独型実習実施者又は監理団体が負担する。
技能実習生の人数枠
実習実施者の禁止事項等
実習実施者の禁止事項
・旅券、在留カード等を保管する行為
・私生活の自由を不当に制限する行為
・法違反事実を主務大臣に申告したことを理由とする技能実習生に対する不利益な取り扱い
・人権侵害行為禁止。人権侵害行為が行われていないことの定期確認
その他の禁止など
・保証金・違約金契約禁止(外国の送出機関の要件)
・過去5年以内に偽造・変造された文書の使用などの行為を行っていないこと
出典:
公益財団法人 国際人材協力機構(JITCO)「技能実習生の労務管理に係る各種法令の正しい理解のために」
外国人技能実習制度について(法務省 出入国在留管理庁厚生労働省 人材開発統括官)
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