リスク1：不許可リスクが高まる

• ①就労ビザ申請に慣れていない
  ビザ申請に慣れていない人が手続すると、本来なら許可になるはずの申請でも、提出書類や説明の不足で、不許可になってしまう事があります。
  
  また、一般的に外国人ならビザ取得も詳しいはずと考えておられるかもしれません。しかし、外国人が皆ビザに詳しいというわけではありません。当事務所には就労ビザの基本的な事が分からず問合せしてくる外国人
  の方が意外なほど多いのです。
  
  
• ②最低限の書類だけではダメな場合が多い
  入国管理局のＨＰにはビザ申請のために必要な書類が書かれてあります。でもそれは申請を受け付けてもらうための必要最低限の書類です。
  
  慣れていない外国人の方や企業の採用ご担当者が勝手に自己判断してＨＰに書かれてある最低限の書類だけ揃えても、説明が不十分なため「追加書類」がきたり、最悪「不許可」になったりもします。
  
  例えば「履歴書」に事実を書いても、それが事実であることを証明しなければなりません。
  
  
• ③一度不許可になると入管局に記録が残る
  在留資格許可の基準に達していることを証明し、その証拠を提出しなければなりません。もちろん、個人個人によって事情が違うのですから、その個人や採用された会社によって揃える書類も違ってきます。
  
  「証明書類」を自分で用意して自分で立証しなければならないのです。もし、自己判断で「不許可」になったりしたら、その「不許可の申請書類」は入国管理局に残ります。その後の再申請や更新の時にも影響します。
  
  
• ④在留資格申請はパターンが決まっていない大変難しい申請
  「在留資格の申請」は細心の注意をはらい、後々のことも考えて書類を作らなければなりません。「在留資格の取得」は入管局（出入国在留管理庁）の広い裁量権にゆだねられており、「絶対に取得できます。」ということは入管専門のどの行政書士でも言えないはずです。在留資格取得申請は「パターンが決まっていない大変難しい申請」なのです。
  
  

リスク2：時間と労力がかかる

申請するために役所や入国管理局へ出向く時間と労力がかかります。その度に仕事を休んだり、仕事が進まなかったりします。入国管理局は申請に来ている外国人がいっぱいで、行く度に待ち時間にイライラします。また仕事を休むストレスも出てくるでしょう。慣れない手続きをするのですから、思った以上に時間と労力がかかります。


リスク3：精神的ストレスがかかる

ちょっとわからない事があった場合、その度に入管局に電話すると思います。でも、入管局の電話はつながらないときが多いです。慣れない手続きをするのですから、ちょっとした疑問点は度々出てくると思いますし不安もあると思います。なのに、入局管理局の電話がつながらなければ不安も大きくなります。これは大変な精神的ストレスになります。