・就労ビザって書類集めて出したら取れるよね?
➡ビザ申請手続きは難しいです。入管局のホームページにある必要書類を準備して提出すれば、必ず許可されるというものではありません。
・就労ビザ持っていたらどんな仕事でもできる?
➡就労ビザは出入国在留管理局(入管局)で認められた仕事しかできません。
知らない間に「不法就労」させていることもあるのです。
・今うちで働いている外国人はビザもってるけど、そのビザではダメ?
➡就労ビザは出入国在留管理局(入管局)で認められた仕事しかできませんから、転職してきた外国人のビザの場合は特に注意が必要です。
就労ビザのご相談
就労ビザ申請を自社でする会社様のリスク
「就労ビザ」申請を考えておられるお客様は
「外国人を雇用したいが、就労ビザってどうやって取るの?」
「申請手続の書類が多くて自分で申請するのが難しい」
「取りかかっている時間がないから専門家に任せたい」
と思っていらっしゃる方が多いと思います。
実はその通りで、ビザの手続きは「ややこしい、難しい、手間も時間もかかる」ものです。外国人を雇用する手続きは、外国人を雇用する企業様にとって難しい上にリスクが大きいです。
- 自社で申請をするリスク1
必要書類の収集が面倒な上にポイントをおさえた書類作成が難しい。
必要書類は就労ビザの種類によって違います。申請時に提出する必要書類は入国管理局のHPに書かれていますが、それは申請を受け付けてもらえる必要最低限の書類でしかありません。
申請書類は申請人の状況や雇用する会社の規模や仕事の業種によって揃える書類も多少違ってきますし、申請理由書で述べるポイントも違います。補強資料を用意した方が良いケースもあります。特に特定技能ビザと技能実習ビザの必要書類はかなりの種類と枚数になります。
- 自社で申請をするリスク2
いきなり不許可になった場合、その記録は入国管理局の記録として保存される。
わからないまま独自に解釈し申請してはいけません。 書類がいきなり「不許可」になる場合があるからです。例えば、照らし合わせせず、前回の申請と矛盾した資料を提出してしまったりするとその後の審査が不利になります。
自己申請では、以前何を提出したかの記録を残していないことがほとんどです。判断を誤るとその後のビザ取得に大きなマイナスになってしまい、会社様にとっても、外国人の方にとっても悪い影響を残すこともあり得ます。
- 自社で申請をするリスク3
申請手続きに時間を取られて本来の仕事ができない。
とりあえずは自社で申請しようと思い入国管理局に何度も電話したり、足を運んだりされると思います。ですが入国管理局の電話はつながりにくく、直接行ったとしても待ち時間が長い時もあります。その度に本来の仕事が中断され、「大変な時間と労力がムダ」になったり、それが「精神的ストレス」にもなりかねません。
このように、不許可、時間、労力、精神的なことなど、 就労ビザ取得にはいろいろなリスクが考えられます。
外国人のビザを専門にしている当事務所では、「外国人雇用」についてお悩みのある企業様や、申請手続きにお時間の無い人事ご担当者様等をサポートしております。外国人の雇用や就労のビザについて、どうぞお気軽にご相談ください。行政書士には守秘義務がございますので安心してご連絡下さい。
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ビザ申請不許可例
ビザが許可されるかどうかは、入管局の広い裁量権によりますので、申請すれば必ず許可されるというものではありません。